
2025.10.28#ブログ
IZUMIのお家づくりブログvol.7【シロアリ対策について】
家づくりでは大切なことはたくさんございます。
お金のことやデザインのこと性能のことなどがございます。
弊社では子育て世代の皆様が無理なく払っていける範囲で、高性能なデザイン性の高い住宅を建てることを常に考えて家づくりをしております。
そのため、標準仕様が少し充実しております。
システムキッチンやシステムバスなどの住宅設備や、耐震・断熱等の部分は他社さんでも力を入れられておられますのでまたの機会にご説明させていただきます。
今回は、他社さんではご説明の少ない(あまり力を入れていない)部分、しかし、弊社ではとても大事にしているところをご紹介させていただきたいと思います。
今回はシロアリ対策のお話をさせていただきます。
まずシロアリはアリではないのです。
実はゴキブリの仲間です。
ちなみにアリはハチの仲間です。
シロアリは
・暗いところ
・木材
・暖かいところ
・湿気のあるところ
以上がシロアリの好む場所です。
この条件がすべてそろうとシロアリの被害にあってしまいます。
最近では温暖化の影響で被害を受ける地域が日本全国に広がってまいりました。
また外来種のアメリカカンザイシロアリは厄介で乾いている木も、湿っている木も全部食べるので天井裏から床下、家具など全てが被害にあうことがございます。
せっかくのマイホームをどれだけ地震対策していてもシロアリ被害にあってはその強さは発揮されず元も子もございません。
そこで弊社はシロアリ対策にば全の対策をしておりますのでご紹介させていただきます。
特徴としましては自然の力、自然素材を使用します。なぜなら、お家には小さいお子様やペットも一緒に生活します。大人には影響のないわずかな量でもお子様には決してそうとは限らないと考えるからです。
まず、シロアリによる食害を受けにくい木材にはヒノキやヒバがあります弊社ではでは無垢のヒノキ材を贅沢に土台に使用しております。木材に防蟻防腐剤を注入した土台を使用することも大変シロアアリ対策には有効です。しかし、なるべくならシックハウスの原因となるような化学物質をお家の中には使用することを控えたいため弊社では防蟻防腐剤を注入しない無垢のヒノキ材を使用させていただいております。
さらに床下の気密をしっかりと確保し、空気の流れを考えた計画換気することで床下の湿気対策をしております。基礎パッキンでの自然換気もとても良いのですが基礎の耐震化で空気の流れが滞る部分が出てきたり、最近の夏場の湿度の高い空気を床下に呼び込むことは結露の原因にもなりかねないので基礎パッキンでの換気は行っておりません。

ターミダンシートを床下に敷込むことで地中からのシロアリの侵入を防ぎます。工法の長所をご説明させていただきます。
・薬剤散布のように土壌を汚染しないので、環境にやさしい。
・地面からの湿気を完全にシャットアウト。床下のジメジメを防ぎます。
・土中のかび・菌・バクテリアによる生物分解がされにくい
・太陽にあたらないので、紫外線による成分分解がない。
・水に溶けにくい成分なので加水分解されにくい。
・土中は安定した温度分布なので、熱による揮発・蒸散がない。
・建物の中にシロアリが入ってから薬剤で止めるのではなく、土中からの侵入を防ぐ。
人間に例えると風邪のウイルスなどが体に入って特効薬で治すのではなく、うがいやマスクで体の中にウイルスが入らないようにするイメージです。
https://youtu.be/XFhKyewxW-g?si=NdRwd3-I_E1nlRBk
以上が弊社のシロアリ対策になります。
素敵なシステムキッチンやインテリアどうしても目がいきがちですがお家を守っているのは実はこういう地味な部分だったりします。
